発売されてます!

新刊、『勇者ノ心得2 副担任は、賢者少女です。』発売でーす!


勇者ノ心得2 副担任は、賢者少女です。 (ファミ通文庫)勇者ノ心得2 副担任は、賢者少女です。 (ファミ通文庫)
(2011/02/28)
ひびき遊

商品詳細を見る


皆さん、よろしくお願いします~(*゚▽゚)


今回は、「スポーツ大会」のお話ですね。
主人公の護狼くんは、みんなに野球をさせてみよう、と試みます。
そこを副担任としてやってきた、賢者少女のアリアとともにがんばってみるわけですがー。

……そこはそれ、とんちんかんな魔族相手のことですから。

実際に行われたのは、野球とは似ても似つかない代物で……?


野球をご存じない読者にも、問題ないように書いておりますノシ
というか、ちっとも野球なんかごにょごにょー。ど、どうなっているかは、読んでみてご確認ください! (・・*)





それはそうと、ちと裏話、といいますか。
謝罪というか……「補足」みたいなものを?

実は今回のあとがきで、
「某キャラの『変形合体武器』がいい感じです! リテイクに応えてくださった雪月さん、ありがとうございま~す!」
と書いたのですけれど。


ありゃー。「変形前(合体時)」はいろいろ絵に出てくるんですが、「変形後(分離時)」のイラストがありません!
あわわわわわ; なんてこと!?orz


シーン的に、分離状態で武器を扱っているところが、挿絵にならなかったんですよね……。
最終確認は私の方でも、本になったときにしかできなかったもので。あとがき内容と、ちょっと矛盾してしまいました。すみませーんm(_ _)m


いえ、でも。ほんとにいい感じに、デザインされてるんですよ? も、もったいない!

とりあえず雪月さんのラフは、私の手元にありますので……一人でにやにやしておくことにします。
うん? これってつまり、作者の特権ですか?

……次巻ではなんとか、できれば、フォローしておきたいと思います……!
スポンサーサイト

『もしマンガ・アニメ規制問題が都知事を生徒会長にした学園モノだったら』第三話。

なんとか、『もしマン』第三話のアップです。

一回の分量があまり増えすぎても読みにくいので、バランスを取るのが難しいですね;
大事な内容に入っていますので、きちんとわかるようにしていこうと思います(・・;)



■プロローグ
http://hibikiyu.blog113.fc2.com/blog-entry-395.html
■第一話
http://hibikiyu.blog113.fc2.com/blog-entry-399.html
■第二話
http://hibikiyu.blog113.fc2.com/blog-entry-403.html

↑未読の方は過去ログからどうぞ。




------------------------------------------------------------
『もしマンガ・アニメ規制問題が都知事を生徒会長にした学園モノだったら』

■第三話

 合格発表の日の夜。とっくに自宅に戻ってきていた【ヒビキ】、パジャマ姿のまま二階の自室の机に突っ伏して、うたた寝中。

【ヒビキ】「……くー、くー……」

●【ヒビキ】:トウキョウ学園新入生の少女。明るいオタク妹キャラ。

【ヒビキ】「う、ん――はっ?」

 聞き慣れたバイクのエンジン音がして、目を覚ます【ヒビキ】。机から顔を引き剥がす。
 部屋のカーテンを少し開けると、兄がバイクをガレージに停めるのが見えた。
 寝惚け眼をこすりながら、ちらりと部屋の時計を確認すると、すでに深夜。少しふくれる【ヒビキ】。

【ヒビキ】「お兄ちゃんたら……もー!」

 エンジン音が止まり、やがて兄の【ジュンイチ】が家に入って来る。

【ジュンイチ】「ふわああ。風呂は起きてからでいいか~」

●【ジュンイチ】:トウキョウ学園卒業生、男。【ヒビキ】の兄で、現役クリエイター。

 革のジャケットを脱ぎながら、気だるそうに二階への階段を上ってくる【ジュンイチ】。そこを待ち構えるように、自室から出てくる【ヒビキ】。

【ヒビキ】「お兄ちゃん、遅ーいっ」
【ジュンイチ】「なんだ? 【ヒビキ】? ――お前さん、まだ起きてたのか?」
【ヒビキ】「お前さん、じゃないよ。『ちと急用』ってメールひとつよこしただけで、こっちのメールには返信ひとつしてくれないし! 今日は、あたしが合格しようが不合格だろうが――家族そろって一緒にご飯食べようって、お母さんたちと約束してたのに……」
【ジュンイチ】「あ、そうだっけ? 悪い、すっかり忘れてた」
【ヒビキ】「……。こ、これだもん、お兄ちゃんって~」
【ジュンイチ】「ああ、【ヒビキ】からの催促のメールは、それかあ。ほんと悪かったな」

 ぽん、と【ジュンイチ】の手が、【ヒビキ】の頭にやさしく触れた。
 一階にいる両親を起こさないよう、明かりの点けられていない二階の廊下で、こっそり赤くなる【ヒビキ】。

【ヒビキ】「そ、そんなんじゃないもんっ。別に、待ちわびてたとかじゃなくて……そ、相談したいこともあったからで。あ」

 はっ、とする【ヒビキ】。自分が兄の帰宅を待ち構えていた理由を思い出す。

【ヒビキ】「そうだよ、お兄ちゃん! あたし、どうしても訊いておきたいことがあるの。実は今日、トウキョウ学園でね――?」
【ジュンイチ】「ん、それ。もしかして、『非実在青少年』がどうたら、ってヤツのことか?」
【ヒビキ】「!! お兄ちゃん、知ってたの?」
【ジュンイチ】「しっ。夜中なのに声がでかいって」
【ヒビキ】「あ、ごめん……」
【ジュンイチ】「――とりあえず、俺の部屋で話すか。実はそのこともあってな、ちょいとせわしなくいろいろ聞き回ってたんだぜ」
【ヒビキ】「ふえっ、そうだったの?」
【ジュンイチ】「朝会った、【フジモト】センセがいただろ? あの人、マンガ研究会の顧問なんだよ。それで仕事終わりを待って、話をな」

●【フジモト】:トウキョウ学園国語教師、女性。「マンガ研究会」顧問。

【ヒビキ】「! あの先生が、マン研の……?」
【ジュンイチ】「他にも、ツテを頼って後輩のとことかをだな。遅くなったけど、けっこう情報は手に入ったぜ?」

 【ヒビキ】の部屋の向かい側にある、兄の個室のドアが開かれる。【ジュンイチ】に導かれ、中に入る【ヒビキ】。
 明かりが灯されたそこは、兄の仕事場も兼ねている。本棚にはマンガや小説、資料本がぎっしり。机の周りには、いろんな玩具やフィギュアが雑然と飾られている。
 机の上だけは作業空間が確保され、イラストの原稿や、デスクトップパソコンが置かれていた。
 普段は遠慮して立ち入らない兄の部屋に、【ヒビキ】はオタクとして、一瞬目を輝かせる。
 が、本棚からあふれ出て床の一部に積まれた書籍に、顔をしかめる。

【ヒビキ】「んもう、お兄ちゃんったら。足の踏み場もないんだからあ」
【ジュンイチ】「……ここは男の仕事場だから、しょーがねえのよ」
【ヒビキ】「なに、それ? あたしが片付け手伝ったげよっか?」
【ジュンイチ】「冗談じゃない。俺に言わせれば、これは完璧な配置なんだぜ?」

 やれやれ、といった顔の【ジュンイチ】、パソコンの電源を入れる。ジャケットのポケットから取り出した携帯電話から、ストラップ型のUSBメモリーを外す。

【ジュンイチ】「仕事用のいざってときに使うつもりで、今までちーっとも使う機会がなかったんだが。今回ばかりは、こんなこともあろうかと、ってヤツだなー」
【ヒビキ】「? なにかの、データをもらったの? お兄ちゃん」
【ジュンイチ】「そゆこと。――ほら、『学校裏サイト』ってのが、ときどき噂になるだろ?」
【ヒビキ】「あ……学校の生徒たちが集まる、ケータイサイトとかのこと?」
【ジュンイチ】「まあ噂ほどブラックなもんじゃないが。今回の件について、いろいろ生徒たちの中でも、ぽろぽろとやり取りされてる記録を見つけてきたのよ」

 起動したパソコンの画面で、USBメモリーのデータを開く【ジュンイチ】。
 兄に寄り添う【ヒビキ】が見たのは、いくつかのサイトの会話ログなどだった。
 そのひとつを読む【ヒビキ】。

【ヒビキ】「ええと。『トウキョウ学園青少年保護校則改正案全文』……これ?」
【ジュンイチ】「正式名称は、『トウキョウ学園青少年の健全な育成に関する校則』だとかゆーらしいが。目立つのはやっぱりその中の、『非実在青少年』ってキーワードだよな」
【ヒビキ】「! そう、それなんだよっ。よくわからなかったんだけど、いったいなんなの、それって?」
【ジュンイチ】「原文にちゃんと目を通してみるとだな。『年齢又は服装、所持品、学年、背景その他の人の年齢を想起させる事項の表示又は音声による描写から十八歳未満として表現されていると認識されるもの。以下「非実在青少年」という』――とある。まったく」
【ヒビキ】「? ? ?」
【ジュンイチ】「難しい言葉で書かれちゃいるが……要するにな」
【ヒビキ】「う、うん」
【ジュンイチ】「対象は、実在する人間じゃなくて。マンガやアニメに出てくる二次元のキャラクターについて、『見た目が十八歳未満だったら「非実在青少年」って造語で、カテゴライズするぜ』って話なわけだ」
【ヒビキ】「造語で、カテゴライズ? 二次元のキャラを? はあ?」
【ジュンイチ】「もちろんこんな妙ちきりんな造語をつくったのには、目的があるわけで。……健全な教育のために、学園内に氾濫するマンガ本とかを、一斉に排除するんだと」
【ヒビキ】「え、えええええ? あの、トウキョウ学園で?」

 びっくりする【ヒビキ】。神妙な面持ちの【ジュンイチ】。

【ヒビキ】「だ、だって……。トウキョウ学園って、県内47高校のうちで一番、マンガやアニメで盛り上がってたんじゃあ? 売店にマンガ専門の、『SHOPアキバ』だってあるのに! ううん、それだけじゃなくて!」
【ジュンイチ】「授業中には見ないとか、分別さえつけりゃあ、まあ取り上げられたりはしなかったわな? それが独自の校風だったわけで」
【ヒビキ】「そうだよ! だからあたし、トウキョウ学園を受験したんだし。――だいたい同人イベントだってやっちゃうんだから! しかもそれで収益も出してて、学園の運営資金にもプラスになってたはずだよ? それを、なんでっ」
【ジュンイチ】「代々の学園長は、一応黙認してたよな。最近変わった、【ハトヤマ】学園長はどーだかしらんけど」

●【ハトヤマ】:トウキョウ学園の現学園長、男。あだ名は「ルーピー」。

【ジュンイチ】「しかし、問題がなかったわけじゃねえ。学内のイベントなのに、エロ同人誌が公然と取引されたりもしてたしな」
【ヒビキ】「あっ。そ、それは……うん」
【ジュンイチ】「描き手が未成年っつー、論外な場合も希にあったわけだが。だからある程度の規制は、やむなしってところではあるんだ。いつ来るかってのが、今になったってだけで。しかし――」
【ヒビキ】「って、あれ? そうだよ、『非実在青少年』って、おかしくない?」

 【ヒビキ】、「非実在青少年」についての説明文を読み直す。

【ヒビキ】「だってこの定義だと、『見た目が十八歳より下』なら、どんなキャラも当てはまることになっちゃうよ? だったら……あたしたちみたいな、高校生のキャラクターなんか、それだけでダメってこと?」
【ジュンイチ】「ま、そうなるわな。書かれてるとおりだと、エロじゃなくてもアウトだよな」
【ヒビキ】「は? え?」
【ジュンイチ】「もっと言えば、十八歳以上のキャラが子供に『見えた』だけでもアウトになるか、これだと。いや、文面からだとそれ以外解釈できねーわけだが」
【ヒビキ】「……おかしいよ、それ? 変だよ? なんでー?」
【ジュンイチ】「だいたい、二次元を規制して三次元は放置ってのが、とんちきだっての。エロを取り締まるのなら、まず逆だろう? どういう発想なんだか。クリエイターの俺にも、さっぱりだ」
【ヒビキ】「ええっと。二次元のキャラを……むしろ、実在するかのように扱うために、この『非実在青少年』って言葉をつくってる?」
【ジュンイチ】「そうとしか、読めないよなあ?」
【ヒビキ】「――実在しないから、わざわざ非実在ってつけてるのに。それを、規制の対象に? え、え?」
【ジュンイチ】「まったく。読めば読むほど、頭痛くなってくるぞ? これ」

 しかめ面の【ジュンイチ】、やがて大きなあくびを漏らす。

【ジュンイチ】「やべ、そろそろ限界だな、俺……くああ」

 すると【ジュンイチ】、USBメモリーのデータをパソコン内にコピー。
 その後、コピーもとのデータが入ったままのUSBメモリーを抜いて、【ヒビキ】に渡す。

【ヒビキ】「ふえっ? お兄ちゃん?」
【ジュンイチ】「俺は、一通り目を通して、センセと一緒に憤慨してきた。とりあえず無駄に疲れちまったよ……やれやれ。寝る、もう寝る。思い切り寝るぞ、いいか? つーか、仕事の締め切りもあるっての」
【ヒビキ】「う、うん。じゃああたしも、ちゃんと全部読んでみるね?」
【ジュンイチ】「そーだな。【ヒビキ】、お前さん自身のことだ――いいか?」
【ヒビキ】「?」
【ジュンイチ】「よく見て、聞いて。それで、考えろ。自分でな」

 パソコンの電源を落とす【ジュンイチ】、そのまま着替えもせずに、横のベッドへ移動。

【ジュンイチ】「俺は俺で、考えて……。やれることを、また……ぐー」

 ベッドの上に倒れ込むと、すぐにいびきをかき始める【ジュンイチ】。

【ヒビキ】「……お、お兄ちゃんったらっ」

 少し呆れる【ヒビキ】、しかしベッドからずり落ちていた毛布を、そっと兄にかけてやる。
 爆睡する兄を気遣って、静かに退室。最後に、ドア脇にある蛍光灯のスイッチに手を伸ばす。

【ヒビキ】(見て、聞いて、考えろ……かあ。うん)
【ヒビキ】「やってみるよ。お兄ちゃん」

 疲れている兄の寝顔をもう一度見た後、スイッチをオフにして、消灯する【ヒビキ】。
 きゅっ、と受け取ったUSBメモリーを握りしめる。

【ヒビキ】(仕事で疲れてるのに、こんな遅くまで、いろいろ調べてくれたんだ……)
【ヒビキ】「ありがとう。おやすみなさい――大好き、だよっ」

 耳まで赤くなる【ヒビキ】、兄の部屋のドアを閉じる。

------------------------------------------------------------
■今回のポイント
・トウキョウは、マンガやアニメによって多くの利益を得ていた。むしろ推進する動きもあった。
・マンガやアニメの規制は必要でも、その定義が曖昧すぎる。
・とにかく、「非実在青少年」という造語が珍妙。
http://fr-toen.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-cbc1.html





といったところで、今回は区切らせていただきました。
本当は、もう少し突っ込んでおきたかったのですが……次回に持ち越し、というところでーm(_ _)m

そろそろ『非実在青少年<規制反対>読本』に寄稿した内容に、関係していく予定なのですが。さて。



非実在青少年〈規制反対〉読本非実在青少年〈規制反対〉読本
(2010/06/04)
サイゾー&表現の自由を考える会

商品詳細を見る




気力だけが原動力の「でたとこ不定期連載」です。応援コメントをいただけなくても、リンクを貼って紹介してくださるだけでも、十分にやる気が出ます!
どうか、よろしくお願いいたします~。

モバイレーツ。

普段はなりきり系を買うことはないのですが。なかなか遊び甲斐がありそうな玩具だったので、つい抑えてしまいましたー!

goukai45

ゴーカイジャーの変身ケータイ、『モバイレーツ』です(*^^*)
本体と、三つの「レンジャーキー」が付属!


goukai46

「ゴーオンレッド」、「ゴーカイレッド」、「シンケンレッド」の三体ですよー。

goukai47

せっかく三つあるので、変形プロセスをまとめて見せてみたり?
両腕を跳ね上げて、足を上げると、鍵の形になっちゃうわけですノシ

goukai48

まあ、そんな単純な変形なので、後ろから見てはいけません。あははー。

でも簡単なギミックできちんと鍵になっちゃうのは、いいアイデアだと思いますよ!


goukai49

で、本体の方ですが。ケータイにしては、少々ごつい外観をしています。

goukai50

goukai51

横や裏から見ると、わかりやすいですね。スピーカーやシリンダーのでっぱりがあるのです。

シリンダーに鍵を差し込んで遊ぶため、どうしても薄くはできなかったみたいですねえ。


goukai52

goukai53

ぱかっとケータイを開くと、鍵の差し込み口があります。
ここにずぼっと、レンジャーキーを入れちゃうわけです!


goukai54

goukai55

差し込んでも音声が、回すと鍵に対応した音声とともに、ケータイの画面が開きます!
ジャカッ、としたアクションが小気味いいですよ~(*´∇`*)


それにしても……音声がものすごく豊富です!
「○○ジャー!」と、差し込まれた戦隊の名前を叫ぶだけじゃなくて。ボタンで四桁の数字を入力しても、いろんな台詞が飛び出すんですよ?

最近のなりきりアイテムの中では、プレイバリューが高いです!


goukai56

そして……同時発売だった、「レンジャーキーセット01」まで買ってしまったり?

goukai57

「デカレッド」、「マジレッド」、「ゲキレッド」、「バルイーグル」、「ガオレッド」の五体ですね。


ちなみにモバイレーツの方に、二本のレンジャーキーを組み合わせて遊ぶ「バーサスモード」なるものがあります。
そちらに、たとえば「バルイーグル」と「ガオレッド」の二本を連続認識させれば……「動物戦隊コンビだ!」と、独自の台詞をしゃべってくれますよー。


レンジャーキーセットは、以降も02~と続くようなので、そろえてみるとぐっと遊びの幅が広がりますね!


海賊戦隊ゴーカイジャー レンジャーキーシリーズ 変身携帯 モバイレーツ海賊戦隊ゴーカイジャー レンジャーキーシリーズ 変身携帯 モバイレーツ
(2011/02/11)
バンダイ

商品詳細を見る





……それはそうと。なんか、どうやら風邪を引いたようですorz
幸い立て込んでいる仕事はないのですが。しかし、「熱が出ないのに筋肉が痛い」のは、今年のインフルエンザにも似ているとか!?

うわーん、養生しますー……(ノд-。)

ゴーカイオーその3。

さて、では「ゴーカイオー」の続きです!


goukai34

同時発売された、「マジドラゴン」の方も、ちゃんと買ってしまったのです。えへへー。


海賊戦隊ゴーカイジャー 海賊合体 DXゴーカイオー&マジドラゴンセット海賊戦隊ゴーカイジャー 海賊合体 DXゴーカイオー&マジドラゴンセット
(2011/02/11)
バンダイ

商品詳細を見る


といいますか、セット箱が出てるんですよね。
ゴーカイオーが単体ではなく、合体させていく遊び方がメインであることを、象徴していると思いますよノシ

goukai35

元ネタは、「魔法戦隊マジレンジャー」のロボからです。
ただしこのマジドラゴン、ロボには変形できません。


goukai36

ギミックは、基本的に「首を折りたたむ」だけ……。
これは単純に、ゴーカイオーとの合体のためのもので、あまり遊べる代物ではないですね。

もうちょっとなんとかして欲しかったのですが、うーん(・・;)


goukai37

で、合体するために、このようにばらばらになっちゃいます。

goukai38

各パーツの裏には、五色の矢印がありますよ。
小さくて、写真ではわかりづらくてすみません!
でもこれで、合体先のメカがちゃーんとわかるようになっているのです。こういうのはありがたいですね!


goukai39

そうして、ゴーカイオーの中に、合体!

蓋を閉じてしまえば、普通のゴーカイオーとなんら変わりはありませんが。
背中のゴーカイダイヤルを回すと、えいっ!

goukai40

両腕からは翼が、両足からは爪が! そして胴体から、ドラゴンの頭が飛び出してきますよ~!(*゚▽゚)
完成! 「マジゴーカイオー」!!

一気に出てくるこのアクションは、いじってみて初めてわかる楽しさだと思います!


goukai41

ただしドラゴンの頭は、飛び出した時点では、ちょっと不備が?

goukai42

頭や手などの角度を調整しないと、いけないわけです。むー、ここはちょっと残念ですねえ。


goukai43

有無を言わせぬ迫力があるのは、わかりやすいかっこよさに繋がっていると思います!


goukai44

ただし、通常時に使っていた大砲は、完全に余剰パーツになっちゃいます……。
うまく組み込んで、強化武器にできればよかったのですが。そこまでは難しかった、というところでしょうか?


といいますか、近年の戦隊ロボはどうしても、難しいギミックをできるだけ避ける傾向にあります。
どうも親からの「変形させられない!」というクレームが、怖いようで。

……未就学児がメインターゲット層なので、仕方がないことではあるのですけど。
しかし、もうちょっと踏み込んでみても、子供はついてくると思いますよ? そういった「手探り」感も見せてくれれば、ありがたかったかなー、と思っちゃいます。


でも、合体させたときの満足感は、けっこうなものがありますねー(*^^*)
収納合体を前提としたゴーカイオー自身が、最初から大きいということもあるでしょうか? いい玩具だと思いますよ!

そして毎月のように出るらしい、追加合体メカを、楽しみにしておこうと思いまーす!




■キャプテンヨーヘイ!ブログ
http://www.b-boys.jp/sentai/blog/

↑そういえば、こんなブログがあるのでした。

……公式の玩具紹介ブログとは、またすごいですねえ~。

ゴーカイオーその2。

では、『ゴーカイオー』の続きです!

goukai15

まずは、「ゴーカイガレオン」から、先端の衝角を取り外します。
これがなんと、ロボの剣になっちゃいます。しかも二本!

武器が余剰パーツでないのは、見事ですねー。


goukai16

変形に関しては、基本的には船の前部を開くだけだったり。これできれいにシルエットが出るのだから、むしろ大したものですノシ


goukai17

頭部アップ。なんと、バンダナを巻いたようなデザインになってますよー(^▽^)


goukai18

次は「ゴーカイジェット」から、くっついていた尾翼パーツ(帽子)を分離。
本体の翼と、後部車輪を折りたたんだらおしまいです。


goukai19

「ゴーカイレーサー」は、後輪を回転させて、エンジンパーツ(拳)を引き出します。


goukai20

「ゴーカイトレーラー」は、一度分離させた後、足の形で再合体。


goukai21

最後に「ゴーカイマリン」を、足の形に変形させれば……。


goukai22

豪快合体、ゴーカイオーの完成です!!


goukai23

帽子をかぶらせれば、頭部のイメージが一新!(* ̄∇ ̄*)
バンダナ時とはかなり印象がかわりますね! これはかっこいい~。


goukai24

剣はもちろん、二本とも持たせられますよー。


goukai25

後ろから見ると、こんな感じです。


goukai26

背中のゴーカイダイヤルに、最大のギミックが!
右に回していくと……。


goukai27

goukai28

goukai29

goukai30

手足のハッチが順番に開き、最後に胸のハッチが展開!

goukai31

中から、大砲が飛び出して来ます!(*'-'*)

ちなみに左に回すと、一気に五つのハッチが開く構造になっています。「豪快に回せっっ」という謳い文句どおりにできちゃうわけです!
かなりのこだわりを感じさせられるギミックになっていますよ。確かに、楽しい!


goukai32

胸の大砲は、まるごと取り外すことができます。

goukai33


この大砲のかわりに、別売りの追加パーツを合体させていくことで、遊び甲斐がもっと出てくる仕様です!


と、いうわけで。
……ゴーカイオーのレビュー、「その3」に続きますよ~!!


海賊戦隊ゴーカイジャー ゴーカイマシンシリーズ01 マジドラゴン海賊戦隊ゴーカイジャー ゴーカイマシンシリーズ01 マジドラゴン
(2011/02/11)
バンダイ

商品詳細を見る

ゴーカイオーその1。

ついに始まりましたね、新戦隊『海賊戦隊ゴーカイジャー』!

……そしてさっそく、DX海賊合体「ゴーカイオー」を買ってくる私(*゚ー゚)
実は放送前に買いに走るという、暴挙に出たのでした。しかし劇中でもさっそく大活躍でしたね、ゴーカイオー!


海賊戦隊ゴーカイジャー 海賊合体 DXゴーカイオー海賊戦隊ゴーカイジャー 海賊合体 DXゴーカイオー
(2011/02/11)
バンダイ

商品詳細を見る


けれど、こう。ギミックがかなり盛りだくさんですので、何回かにわけて写真をアップしていこうと思います~ノシ

goukai01

今回は「その1」ということで。まずは、合体前の各マシンの紹介をば!
当然最初は、ゴーカイジャーたちの基地にもなっている、印象的な「ゴーカイガレオン」からですよね。

かなりでかいですよー。変形ギミックは単純なんですけれど、きちんと「船」になっているのは、見事なデザインだと思います。

goukai02

横から見るとこんな感じ。
第一話で印象的だった、大砲のモールドもちゃんとあります。
おっ、と思わされるのは、合体ジョイントまでもが大砲に見えるところでしょうか? うまい処理ですねえ。


goukai03

帆の正面には、海賊マークが。
……ちなみに変形の都合で、実は甲板の一部から、ロボの顔が覗いていたり? あらら;


goukai04

底には、目玉ギミックである「ゴーカイダイヤル」がくっついていますよ。船のときには関係ないのですけれど。
ダイヤルには車輪がついていて、転がし走行が可能です。ポイント押さえてますねー。


goukai05

次は、戦闘機型の「ゴーカイジェット」です。


goukai06

飛行機にしては、ずんぐりむっくりな印象。ロボ時の腕になるので、まあ仕方がないのですけれど、ちょっと残念ですね。
また、横から見ると「手」がそのままついているのがばればれです。もう少し、がんばって欲しかった?



goukai07

F1マシン型の、「ゴーカイレーサー」。

これも腕になるのですけれど、こちらの「手」のパーツはうまく処理がされています。

goukai08

ほら、エンジンっぽく見えるよう、デザインされているんですよ。ちゃんと引っ込んでいますし!
変形ギミックがどうしても単純になってしまうからこそ、こういった小さなことが、とても大事だと思います(*^^*)


goukai09

トレーラー型の「ゴーカイトレーラー」です。
コンテナ部分は、モチーフとなった「宝箱」に、一番近いデザインですねー。


goukai10

このゴーカイトレーラー、なんと「首振り」ができちゃいます!

goukai11

その秘密は、変形ギミックにあり。……というか単純に、「付け替え」変形なんですよね……。

同じトレーラーメカといえば、かつて「デカレンジャーロボ」のパトレーラーというものがあったのですが。
あのときは首振りナシで、折りたたみによる変形機構となっていました。

両立させることは難しかった、ということでしょうか……うーん。


goukai12

最後に、「ゴーカイマリン」です。
潜水艦型なのですけれど、これといったギミックもなく。

毎回、潜水型メカはどうしても「そのまま」になってしまうパターンが多く、これも同様になっています。
なにかうまく、変形できる部分があればいいんですけれども。


goukai13

一応、変形の都合で口をぱかっ、と開けたようにすることができます。


goukai14

といったところで、次回の「その2」に続きます!
ゴーカイオーは合体してからが、本領発揮ですよ~(* ̄∇ ̄*)

おはなしブック!

「スイートプリキュア」が始まりましたが……やはりハートキャッチの方が~、といった私は、こんなものを買いそろえてしまいましたよ。

ハートキャッチプリキュア! おはなしブック! まるごとキュアサンシャイン! (講談社MOOK)ハートキャッチプリキュア! おはなしブック! まるごとキュアサンシャイン! (講談社MOOK)
(2010/07/22)
なかよし編集部

商品詳細を見る



スイートプリキュア♪&ハートキャッチプリキュア! おはなしブック! (講談社MOOK)スイートプリキュア♪&ハートキャッチプリキュア! おはなしブック! (講談社MOOK)
(2011/02/07)
なかよし編集部

商品詳細を見る



『おはなしブック!』シリーズの、「ハートキャッチプリキュア」本二冊です(*^^*)

いわゆるムック本にあたり、カラーでのキャラ紹介ページがついています。
が、一番のウリは……上北ふたご先生の手による、ハートキャッチ漫画ですよ!ノシ

「まるごとキュアサンシャイン!」の方に、1話から7話を。
「スイート&ハートキャッチ」の方には、8話から12話、そして書き下ろしの最終話まで収録されています。
(※ついでにスイートの1話までも!)


基本的には、豪華な漫画本といったところでしょうか?
しかし最終話がムック本のみというのは、連載を追っている人にはちょっと残念ですね。

いえね、この上北ふたご先生の漫画が、ものすっごく質の高いものなのでー!


掲載誌が「なかよし」という、未就学児対象の雑誌なので、実はアニメよりも話は簡略化されています。というかアニメを見ている人向けに、ストーリーをぎゅぎゅっと縮めて見せている、という感じでしょうか?
そもそもページ数も少なめで、よくこの枚数できれいに展開させているなあ、と感心させられるばかりです。

それでいて……絵にいっさいの、手抜きがありません!!∑('◇'*)

キャラの把握もしっかりしていますし、最終回ではアニメではすっ飛ばされた部分も、きっちり保管したように手を入れて描かれています。これはいい漫画でした!!
それでいて「キュアフラワー」も登場しますし、主人公の妹の話もありますし、本当によく仕上がってますよー。

ハートキャッチファンは、買って損のない本だと思います!


しかし、上北ふたご先生は本当に上質の漫画を描かれる方ですので、ムック本でしか作品を発表されないというのは少し残念ですね。
……映画の話とか、まるごと漫画にしてもらっても、すごいものができそうなので!(* ̄∇ ̄*)

『もしマンガ・アニメ規制問題が都知事を生徒会長にした学園モノだったら』 第二話。

どれくらいの人が待っているかは知りませんが、『もしマン』の第二話アップです。

……毎回、ミクシィの関連コミュニティに恥を忍んで宣伝はしているのですが、拡散していただけていないようで残念です。
反対活動としては小さなことかもしれませんが、せめてブログやツイッターにてリンクを貼っていただければな、とお願いするばかりですm(_ _)m



■プロローグ
http://hibikiyu.blog113.fc2.com/blog-entry-395.html
■第一話
http://hibikiyu.blog113.fc2.com/blog-entry-399.html

↑未読の方は過去ログからどうぞ。


------------------------------------------------------------
『もしマンガ・アニメ規制問題が都知事を生徒会長にした学園モノだったら』

■第二話

 合格発表当日の、トウキョウ学園。無事に合格した【ヒビキ】と【音無】の二人は、ついでに学校見学へ。人の多い正面玄関から離れ、校舎の裏手へと回る。

【ヒビキ】「ええっと、確かこっちの方だと思うんだけど……?」

●【ヒビキ】:トウキョウ学園新入生の少女。明るいオタク妹キャラ。

【音無】「? なにを捜してるのですか、【ヒビキ】ちゃん?」

●【音無】:トウキョウ学園新入生の、【ヒビキ】と同じ中学出身の少女。見た目はおとなしい、黒髪三つ編みタイプ。

【音無】「食堂とかがある方は、あっちですよ? こっちはなんだか、人気があまりなくって……はっ! ま、まさかあえて、わたしと二人っきりになれる場所に!?」
【ヒビキ】「ふえっ? ……あのね、違うってば【音無】さん。確かこっちに、『クラブ棟』があるはずなんだ」
【音無】「クラブ棟?」
【ヒビキ】「そ! だって、どうせ校舎内には入れそうにないしさ。行けるところなんて、そこくらいでしょ? あたし、トウキョウ学園に受かったら、絶対マン研に入ろうと思ってたんだ! それでね?」
【音無】「マン研……あ。『マンガ研究会』ですか?」
【ヒビキ】「うん! 中学にはそういうクラブ、なかったでしょ? ――って、あっ。ごめんね、あたしの勝手で、【音無】さんまでつれてきちゃって。もしかして興味なかった?」
【音無】「そ、そんな! 大丈夫です、完璧です、万全です! だ、だってわたしも、オタクですからー!」
【ヒビキ】「あはは。テンション高いなあ、【音無】さんっ。でもよかった」

 やがて見えて来る、プレハブ造りの建物。はっとする【ヒビキ】。

【ヒビキ】「あ! たぶんあれだよ、クラブ棟って!」
【音無】「そうなんですか?」
【ヒビキ】「うん。お兄ちゃんが言ってたから、プレハブ二階建ての、一階スミの部屋が、マン研の部室なんだって!」
【音無】「……お兄さん? 【ヒビキ】ちゃんの? あ、先程、校門の側にいた……」
【ヒビキ】「あー。実はあたしのお兄ちゃんも、この学校の卒業生なんだ。それも、マン研出身の。それであたし、よく話だけは聞いてたから」
【音無】「お話ですか?」
【ヒビキ】「そ! マン研で、みんなと同人誌つくったとか。合宿して、朝までマンガの話をしたとか。学園祭用に短編アニメまでつくったとか。ううん、それだけじゃなくて! 年に二回も、県内で一番大きな同人イベントもあるし! それから他にもねえ、えーっと」

 歩きながら嬉しそうに話す【ヒビキ】に、【音無】も目を輝かせる。

【音無】「それは、楽しそうですね! たっぷりのオタクトークとか……もうそれだけで、ステキです!」
【ヒビキ】「うん! 実はあたしがこの学校を受験したのって、そんなお兄ちゃんのせいでもあるんだー。だってさ、卒業した今でもマン研でのこと話すんだもん。もう、悔しくって――あ」

 急に【音無】を振り返り、【ヒビキ】少し照れる。

【ヒビキ】「お、【音無】さん。今の、うちのお兄ちゃんにはナイショだからね? なにかあっても、絶対言わないでっ」
【音無】「はっ。そ、それはもしや、妹萌えというものですか? お兄さんラブなのですか?」
【ヒビキ】「ち、違うってば! そんなんじゃないって、絶対!」

 全力で否定する【ヒビキ】。しかしポケットの中にある、兄からもらった合格祈願のお守りを、つい握りしめてしまう。顔まで真っ赤に。

【ヒビキ】「あ、あたしはただ……お兄ちゃん、すぐ調子に乗るから! というか、きっかけはお兄ちゃんの話だったけどさ、そうじゃなくて。――ここのマン研が充実してたのは、このトウキョウ学園の校風が、学生の自主性を重んじる自由なところにあるわけで。うん、そこに惹かれて受験したんだってばっ」
【音無】「あ、そうですね。トウキョウ学園は、県内の高校で、一番大きな学校ですから。なにかと他校への影響力も大きいために、そのぶんリベラルなんですよね?」
【ヒビキ】「うん。……だからこそ、同人とかアニメとか、外部から人を集めた大きなイベントまでやっちゃうわけで! 購買部にはマンガ専門の『SHOPアキバ』ってのまであるんだって! そういうの、他にないよね。あははっ」

 笑顔を見せる【ヒビキ】。

【ヒビキ】「【音無】さん。一緒に高校生活、満喫しようね?」
【音無】「! はい、【ヒビキ】ちゃん! ……一緒に、一緒……うふ、ふふふ」
【ヒビキ】「あっ、あそこかな? マン研の部室!」

 クラブ棟の一画へと辿り着く、【ヒビキ】と【音無】。

【ヒビキ】「春休み中だけど……お兄ちゃんの話だと、いつも誰かが入り浸ってたんだってさ! もしかしたら今も、何人かセンパイたちがいるかもね?」
【音無】「あ、そうなんですか? じゃあいきなり、ご挨拶できますね?」
【ヒビキ】「うん! あー、楽しみい~」
【音無】「……わ、わたしは少し、どきどきします。ううっ」
【ヒビキ】「も、もー、【音無】さんったらあ。そんなにあたしにしがみついてこなくったって、平気だよ。気楽にいこうよ、ね? あはは」

 けれども部室の前まで来て、【ヒビキ】はぎょっとさせられる。

【ヒビキ】「!? え、なに……これ?」
【音無】「どうかしたんですか、【ヒビキ】ちゃ――あっ?」

 部室のドアに異変が。マン研のドアにはなんと、ガムテープの大きな×印が貼られていた。
 さらにドアの小窓に、でかでかと貼り紙までも。

【ヒビキ】「えっ。封鎖、されてる? なんで?」
【音無】「! 【ヒビキ】ちゃん、これ、なにか書いてて……」
【ヒビキ】「……はい? 『青少年問題協議会からの通達』?」

 貼り紙の文字に目を通そうとしたとき、突然【ヒビキ】たちに鋭い声が浴びせられる。

【ナナコ】「そこでなにをしている、君ら!」

●【ナナコ】:トウキョウ学園二年生の女子。風紀委員所属で、「青少年問題協議会」メンバー。ビン底メガネ少女。

【ナナコ】「その恰好……うちの生徒じゃないな?」

 トウキョウ学園の制服に、風紀委員の腕章をつけた【ナナコ】、ファイルを手に登場。
 じろり、と【ヒビキ】と【音無】を睨む。

【ヒビキ】「いえ、あの。あたしたちは、ええと。いわゆる新入生で」
【音無】「は、はい」
【ナナコ】「新入生? ああ、合格したばかりの新一年生か……。浮かれるのもいいが、君らが正式に我が校の生徒となるのは、入学式を迎えてからだぞ? で、もう一度訊く。ここでなにをしている?」
【ヒビキ】「その、ですね。せっかく合格したんだし、クラブとか、ちょっと見学していこうかなあって。それで」
【ナナコ】「――勝手な行動こそ、風紀の乱れの第一歩だ」

 風紀委員の腕章を見せびらかす【ナナコ】。

【ナナコ】「いつまでも子供気分では困る。クラブ勧誘は抜けがけなしで、公平に行われるよう、定められているものだ。それくらい察して、自覚を持った行動をしたまえ」
【ヒビキ】「は、はあ……」
【音無】「……あの。すみませんでした」
【ナナコ】「しかし――そうか、君らは、マンガ研究会へ入部するつもりか?」

 【ヒビキ】たちの背後にあった部室のドアを見て、【ナナコ】に嘲笑が浮かぶ。

【ナナコ】「どのみち、無駄なことだったな。マンガ研究会はこの四月から、廃部が決定している」
【ヒビキ】「へ? な……」
【音無】「!? ど、どういうことですかっ?」

 驚く【ヒビキ】と【音無】。冷静な【ナナコ】は持っていたファイルを開き、ちらりと確認。

【ナナコ】「決まっている。この三月に通る『青少年保護育成校則』の改正強化にあたって、恐れをなした部員たちが、次々に退部を届け出たのだ。規定人数に達しないクラブは、部としては認められない。だから廃部、だ」
【ヒビキ】「……!?」
【ナナコ】「四月には部室は明け渡してもらい、別の部が入ることに仮決定している。まあその選定をするために、我々風紀委員が借り出されているわけだが?」

 【ナナコ】のファイルには、クラブの名簿と備品リストがずらり。
 呆然とする【ヒビキ】たち。

【ヒビキ】「廃部……? 青少年保護育成、校則? 改正?」
【音無】「マン研が、なくなるんですか? それも、この四月にっ?」
【ナナコ】「ああ――。君らも、オタク、というやつか」

 すると【ナナコ】、嫌悪感をあらわに。

【ナナコ】「オタクなんてものは、いなくなればいいんだ。そんなのは、ある種の障害のようなものだからな!」
【ヒビキ】「!!」
【音無】「……えええ!?」
【ナナコ】「まったく、くだらない。そう、オタクは認知障害を起こしているのだ。君らも目を覚ました方がいいぞ?」
【ヒビキ】「ふえっ? なっ、な、な――なんですか、それえ!? マンガとかアニメが好きなのは、頭がおかしいってことなんですか?」
【ナナコ】「少なくとも、認知障害を起こしているという見方を、主流化する必要はあるだろうな」
【ヒビキ】「はあ? せ、センパイに失礼かもだけど……その考えは、変だよ!」
【音無】「そうです! いったいなんの根拠があって――!」
【ナナコ】「あー、そういうのはいい。同じような抗議は、この三月までにうんざりするくらい聞かされたよ。何通も、風紀委員会にメールが来たりね。まったく、ひどい暴力行為だ!」
【ヒビキ】「暴力? え、だって……ただ、抗議しただけなのに? じゃあどうやって、反対すればっ」
【ナナコ】「反対意見というものは、認知障害を治してからするものだろう? まともでない者の相手など、我々がする必要はない! 校則規制に従って、粛々とことをすすめるばかりだ」

 ぴしゃりと言い放つ【ナナコ】に、唖然とする【ヒビキ】に【音無】。
 それを「反論できない」と受け取った【ナナコ】、ファイルを閉じて二人に背を向ける。

【ナナコ】「わかったなら、君らはさっさと帰りたまえ。いいな?」

 【ナナコ】立ち去る。しばらく顔を見合わせたまま、動けない【ヒビキ】に【音無】。
 やがて、頭を振る【ヒビキ】。

【ヒビキ】「なんだったの……今の?」
【音無】「マン研が、なくなるって。わたしと【ヒビキ】ちゃんの、甘いオタク生活が~!」

 泣きそうな【音無】。と、【ヒビキ】は改めて、部室のドアの貼り紙に目を向ける。

【ヒビキ】「これ? これがその、校則の改正ってヤツなの? ――ええと」

 慌てて貼り紙の文面に目を通す【ヒビキ】。だが、余計に頭を抱え込む。

【ヒビキ】「ふえっ? ……『非実在青少年』って――い、意味わかんない!?」

------------------------------------------------------------

■今回のポイント
・トウキョウは本来、マンガやアニメ文化の豊かな土壌となっていた。
・【ナナコ】は良識が求められるはずの立場にいた。
・しかし【ナナコ】は、「オタク=認知障害」という根拠のない差別発言をした。
http://d.hatena.ne.jp/killtheassholes/20091002



ようやく、本題に入ってきました。
……私自身が、「非実在青少年」の言葉を見たときのショックは、今でも忘れられません。
まともに議論するのが馬鹿馬鹿しいなあ、と思ったものです(・・;)

そのあたりのことを、次回から書いていこうと思います。

気力だけが原動力の「でたとこ不定期連載」です。応援コメントをいただけなくても、リンクを貼って紹介してくださるだけでも、十分にやる気が出ます!
どうか、よろしくお願いいたしますノシ

ゲームの話。

そういえば、こんなものが出たので買ってしまいました。


ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 ビジュアルファンブック (ゲーマガBOOKS)ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 ビジュアルファンブック (ゲーマガBOOKS)
(2011/02/03)
エンタテインメント書籍編集部

商品詳細を見る


『ダンガンロンパ』ビジュアルファンブックです!
ちとお値段高めなのですが……フルカラーなので、それも仕方ないかとー(^▽^;)

でも、キャラ絵もかなりの枚数が掲載されていますし、未公開の設定画もありますよ!

……まさか、某最強格闘家女子高生の中学時代が、あんな……!
とか、そういった内容まで明かされて(?)いますので、『ダンガンロンパ』にハマった人は買っても損はないと思いますノシ


で、つい先日発売されたばかりのゲームも、買ってしまいましたー。


逆転検事2(通常版)逆転検事2(通常版)
(2011/02/03)
Nintendo DS

商品詳細を見る


おなじみ逆転シリーズ最新作の、『逆転検事2』です!(*゚▽゚)

私は初代『逆転裁判』からつきあっていますので……って、もう10周年ですか!? うわー、すごいなあ。
もっとも、『逆転裁判』シリーズを手がけられた「巧舟」さんは、この検事シリーズには関わっておられないのですが。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%A7%E8%88%9F


そういえば巧舟さんの『ゴーストトリック』は今、アイフォンのアプリで大人気らしいとか?
あれは面白いので、ぜひぜひ遊んでみてください~。

というか、続編お待ちしております!(*´∇`*)
ああ、もちろん『逆転検事2』も楽しみますよー!


……って、遊んでばかりもいられないですねー。うまくバランスを取りながら、私も仕事をきちんとしておこうと思いまっす!

というか……まず、『もしマン~』の続きですね; とほー。

グラップル。

発売されたばかりのトランスフォーマー「グラップル」を買っちゃいました!

tfuag01



トランスフォーマー 変形! ヘンケイ! トランスフォーマー C-15 サイバトロンインフェルノトランスフォーマー 変形! ヘンケイ! トランスフォーマー C-15 サイバトロンインフェルノ
(2009/02/22)
タカラトミー

商品詳細を見る


↑消防車から変形する、赤い「インフェルノ」の色変え版なんですけどねー。
……ちょうど買い逃していたもので……!( ̄∇ ̄*)


tfuag02

ただし単なる色を変えただけではなく、今回はクレーン車としてリニューアル!
クレーンはちゃーんと伸縮しますよ~。

tfuag03

さて、ではさっそくトランスフォーム!
変形自体は比較的単純な部類に入ると思います。装甲版を展開してカーモード時の輪郭を形成している、いわゆる「ガワ変形」というタイプのものですね。


tfaug04

頭部には、実はバネを使ったギミックが仕込まれています。ライトパーツがスイッチになっていて、これをスライドさせることで、一瞬で頭が出てくるんですよー。
ものすごく早くて、回転しているはずなのに、下からにょっきり生えてくるように見えるのが面白いです!


tfuag05

というわけで、グラップルのロボモードです~。

tfuag06

もちろんクレーンも構えられますよ。全体的な可動も良好!(*^^*)
それにしても私なんかは、色合いもあって『ガオガイガー』のサポートメカを思い出しちゃいますが。あはは。


勇者王ガオガイガーG-17 DX左右合体レフト 雷龍勇者王ガオガイガーG-17 DX左右合体レフト 雷龍
()
不明

商品詳細を見る



tfuag07

ところでこのグラップルやインフェルノで、特筆すべきことはそのデザインのヒーローっぽさでしょう!
顔も、とにかくイケメンなのです!!
うーん、かっこいい(o^∇^o)

tfuag08

個人的にお気に入りは、このごつい手だったり?
残念ながらワンパーツ成形なので、手首を捻ったりはできないんですけれどね。


tfuag09

造り自体は大味なところがあるのですが、かっこよさは抜群です!
インフェルノを買い逃していた人は、これを機会に手に入れてみてもいいのではないでしょうかノシ